母親に対する自殺幇助（ほうじょ）の疑いで逮捕されていた歌舞伎俳優の市川猿之助容疑者（47）が、父親の自殺を手助けしたとして、警視庁に再逮捕されました。
市川猿之助こと喜熨斗孝彦容疑者は、5月に東京・目黒区の自宅で、父親の市川段四郎さんこと喜熨斗弘之さん（76）の自殺を手助けした疑いが持たれています。
警視庁によりますと、段四郎さんの死因は、猿之助容疑者に処方された睡眠導入剤を飲んだことによる向精神薬中毒とみられます。
通院歴や関係者への聞き取りから、段四郎さん本人の意思で自殺を決断したと結論付けたということです。
猿之助容疑者は「父親が自殺することを手助けしたことに間違いありません」と容疑を認めています。
厚生労働省は、悩みを抱えている人には、1人で悩みなどを抱えずに「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのちの電話」などの相談窓口を利用するよう、呼び掛けています。
▼「こころの健康相談統一ダイヤル」0570－064－556
▼「＃いのちSOS」0120－061－338
▼「よりそいホットライン」0120－279－338
▼「いのちの電話」0570－783－556
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