マンダムは19日までに、30~40歳代の男性に目立つ脂っぽい体臭の原因物質を解明し、口臭予防のガムなどに使われている「フラボノイド」が発生を抑えることを発見したと発表した。身だしなみに気を使う男性に照準を合わせ、フラボノイド配合のシャンプーなどを来年2月24日に発売する。
女性が「男性の体臭を感じる部位」に特定することが多い頭部で、脂っぽい臭いの成分を解析したところ、「ジアセチル」が原因と分かった。加齢臭の原因成分とは異なり、年代別に調べて比較すると30~40歳代で発生量が特に多かった。ジアセチルは、皮膚の上の細菌が汗の中の乳酸を取り込むなどして発生する。
フラボノイドは植物に広く含まれる成分で、抗酸化などの作用がある。新製品はシャンプーや防臭スプレーなど4種類で800~1450円(税抜き)。問い合わせはお客さま相談室、フリーダイヤル(0120)373337。
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