「金を振り込めば報酬」　山形市の30代女性が142万円詐欺被害　出張で訪れた秋田市で相談し発覚 (24/09/06 14:00)

山形市に住む30代の女性が「副業で報酬が得られる」などといわれ、現金142万円をだまし取られた。女性は仕事で秋田を訪れ、秋田中央警察署に相談したことから被害が明らかになった。

山形市に住む30代の女性は8月下旬、動画投稿サイトTikTokに掲載された副業に関する広告にアクセスし、見知らぬ相手とメッセージアプリで連絡を取るようになった。

女性は相手から「YouTubeを見て『いいね』をした画像を送るだけで報酬が得られる。報酬を得るためにはFCcoinというサイトに登録しなければならない」と説明され、FCcoinに登録した。

その後、女性は相手から「指定された口座に金を振り込めば、金額に応じて報酬が発生する」と別の副業を紹介され、現金を振り込んだところ女性の口座に報酬が送金された。

女性はさらに報酬を得ようと2回計12万円を振り込むと、相手から「残高を引き出すには追加料金が必要」といわれ、さらに3回計130万円を振り込んだ。

女性は、相手からさらに金を要求されたことを不審に思い、秋田中央警察署に相談して詐欺被害が明らかになった。女性は仕事で秋田市を訪れていた。