両親への自殺幇助(ほうじょ)の罪に問われている歌舞伎俳優の市川猿之助被告の初公判が間もなく開かれます。
市川猿之助こと喜熨斗孝彦被告(47)は5月、東京・目黒区の自宅で大量の向精神薬をすり潰して水に溶かし、両親に服用させて死亡させた自殺幇助の罪に問われています。
猿之助被告の初公判は20日午後1時半から東京地裁で開かれます。
関係者によりますと、猿之助被告は逮捕前の任意の調べに対し、「家族会議をした。両親が薬を飲んだ」という趣旨の説明をしていて、事件に至るまでの経緯などについて法廷で何が語られるかが焦点となります。
裁判所前では一般傍聴席22席に対し、1033人が並び、抽選の倍率はおよそ47倍でした。
厚生労働省は、悩みを抱えている人には、1人で悩みなどを抱えずに「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのちの電話」などの相談窓口を利用するよう、呼び掛けています。
▼「こころの健康相談統一ダイヤル」0570-064-556
▼「#いのちSOS」0120-061-338
▼「よりそいホットライン」0120-279-338
▼「いのちの電話」0570-783-556
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