母親の自殺を手助けしたとして逮捕された歌舞伎俳優の市川猿之助容疑者(47)が、逮捕前に「両親は向精神薬をおよそ10錠飲んだ」と説明していたことがわかりました。
市川猿之助容疑者は、母・延子さん(75)の自殺を手助けした疑いがもたれていますが、捜査関係者への取材で、逮捕前の任意の事情聴取に対し、「自分が向精神薬およそ10錠を用意し、両親が自ら飲んだ」と説明していたことがわかりました。
警視庁は、実際に両親が服用した量など事実関係の裏付けを慎重に進めています。
また、猿之助容疑者は「睡眠薬を飲んで眠った後にビニール袋を被せることにした」とも話していて、警視庁は死因を向精神薬中毒の疑いとしていますが、ビニール袋を被せたことが母親の死期を早めた可能性もあるとみて捜査しています。
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