市川猿之助容疑者が移送された目黒警察署から報告です。署に入った際、猿之助容疑者はどのような様子だったのでしょうか。
(社会部・冨田和裕記者報告)
27日朝まで入院していた猿之助容疑者は午前9時半ごろに警察官に連れられ病院を出て、警視庁では珍しいカーテン付きの車両でこちらの目黒警察署に入ってきました。
目黒警察署では駐車場に車がすっぽり隠れるようなテントのようなものが設置され、猿之助容疑者は姿を見せないまま警察署の中に入っていきました。そのため、様子をこちらでは確認できていません。
(Q.これから本格的な取り調べが行われると思うが、今後の捜査はどうなるのか?)
今後については、事件の詳しい経緯について、どこまで取り調べで解明できるかが焦点となっています。通常であれば27日はここから8時間ほどこちらの警察署で取り調べを受けることになります。
猿之助容疑者は事件当日、母親の延子さんや父親の段四郎さんと「家族会議をした」と話しています。今回の逮捕容疑は「自殺幇助(ほうじょ)」です。
警視庁は司法解剖などの結果から、母親の延子さんに無理やり薬を飲まされた痕跡がないことなどから、延子さんが自らの意思で死ぬことを選んだとみています。
また、猿之助容疑者が母親を説得して自殺を決意させたものではないと結論付けました。
一方で、父親の段四郎さんについては、まだ分かっていない点も多くあります。
これまでも任意の聴取は行っていたものの、母親の件で逮捕して段四郎さんが亡くなったことについても立件が可能か追及していくものとみられます。
厚生労働省は、悩みを抱えている人には、1人で悩みなどを抱えずに「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのちの電話」などの相談窓口を利用するよう、呼び掛けています。
▼「こころの健康相談統一ダイヤル」0570-064-556
▼「#いのちSOS」0120-061-338
▼「よりそいホットライン」0120-279-338
▼「いのちの電話」0570-783-556
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