歌舞伎役者・市川猿之助さんが自宅で意識が朦朧(もうろう)とした状態で発見されました。市川さんの両親は2階のリビングで倒れていて、死亡が確認されています。3人に一体、何があったのでしょうか。警視庁目黒警察署前から報告です。
(社会部・冨田和裕記者報告)
捜査関係者によりますと、現場は猿之助さんが両親と3人で暮らす家で、亡くなった両親は普段から生活している2階のリビングの敷布団のない床の上で布団を掛けられた状態で並んで倒れていたということです。
両親に目立った外傷はなく、薬の空き瓶や練炭なども今のところ見つかっていないということです。
また、猿之助さんは普段から生活している半地下の部屋で見つかったということですが、家に荒らされた形跡などはなく、第三者が介在している可能性は低いとみられています。
猿之助さんは現在、病院で治療を受けていて、命に別状はないものの、警視庁の捜査員が病院に行き、事情聴取を行おうとしたところ、聴取に対して受け答えができる状況ではなく、退院日も今のところ決まっていません。
警視庁は今後、猿之助さんの回復を待って事情を聴くとともに、亡くなった両親の解剖を行うなどして経緯を詳しく調べる方針です。
厚生労働省は、悩みを抱えている人には、1人で悩みなどを抱えずに「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのちの電話」などの相談窓口を利用するよう、呼び掛けています。
▼「こころの健康相談統一ダイヤル」0570-064-556
▼「#いのちSOS」0120-061-338
▼「よりそいホットライン」0120-279-338
▼「いのちの電話」0570-783-556
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