【朗読】兄弟 谷崎潤一郎【日本文学】
#朗読#文学#小説
谷崎は東京帝国大学で、日本の古典文学を学んでいた。当時は外国文学の威力が凄まじく、そっちを選択しなかった谷崎のことを学友たちは馬鹿にしきっていたのだとか。
でもごらんの通り、学んだことをしっかり自分の文学として結実させた谷崎は、じつに偉かった。彼の王朝物はまだまだたくさん傑作があるので、一つ一つ当てっていきたい、と。
本作の見どころはたくさんあるけれど、やっぱりすごいのは藤原兼通のキャラクターだよね。こんないかれたおっさんは、現代にはなかなか見当たらない。
弟の兼家もまあまあひどい。彼があの藤原道長の父だということには、うかつながら最後の方で彼が登場するまで、僕は気付かなかったよ。
谷崎潤一郎(1886~1965)による小説。32歳、大正7(1918)年の作。
谷崎潤一郎のウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E5%B4%8E%E6%BD%A4%E4%B8%80%E9%83%8E
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