去年、安倍元総理大臣が銃撃され死亡した事件で、警察は、山上徹也被告を建造物損壊などの疑いで近く追送検する方針を固めました。これで一連の捜査は終了する見通しです。
去年7月、奈良市で演説中の安倍元総理が銃撃され死亡した事件では、無職の山上徹也被告が殺人などの罪で起訴されています。
警察は、ほかの容疑についても捜査を続けてきましたが、事件の前日、山上被告が奈良市の旧統一教会の関連施設が入る建物に銃を発射し傷つけたとして、銃刀法違反と建造物損壊の疑いで近く書類送検する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。警察はこのほかにも、許可なく銃を製造した武器等製造法違反や選挙を妨害した公職選挙法違反などの疑いでも山上被告を書類送検する方針です。
これで警察による一連の捜査は終了する見通しで、今後、検察が追起訴するか判断することになります。
(2023年2月12日放送「真相報道バンキシャ!」より)
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