安倍元首相が銃撃され殺害された事件で、逮捕された男の刑事責任能力を調べるため、鑑定留置の実施が認められることがわかった。
7月8日に逮捕された山上徹也容疑者(41)は、母親が入信している宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」に恨みを持ち、「安倍元首相とつながりがあると思い込み犯行に及んだ」と供述している。
山上容疑者は、手製の銃などを準備して計画的に犯行に及んだとみられるが、安倍元首相については、「本当の敵ではなかったが、仕方なく安倍を狙った」という趣旨の供述もしている。
捜査関係者によると、奈良地検が山上容疑者の刑事責任能力の有無を調べる鑑定留置を請求して、裁判所に認められたことがわかった。
鑑定留置の期間は11月29日まで。
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