駅のホームから通過中の電車に飛び込んだ男性が、電車にはじき飛ばされ、ホームにいた6人が搬送されました。
■4人が頭などけが 2人は気分悪く
何台もの救急車両が駆け付けた現場。駅構内では、係員に状況を尋ねる人々の姿がありました。
19日夕方の帰宅ラッシュ時、神戸市のJR灘駅で発生した人身事故。通過中の快速列車に飛び込んだ男性が死亡しました。
警察によりますと、男性の体は電車の先頭車両にはじき飛ばされ、ホームにいた乗客と接触。女性6人が病院に搬送されました。30代から60代の女性4人が頭などにけがをし、ほか2人が、気分が悪くなり、病院で治療を受けました。
事故があった電車に乗っていた女性:「駅を通り過ぎて停車したので、あれ?と思ったら、すぐに放送が入った。お客様と接触があったので、今から点検のために送電が止まるので、エアコン等止まります。窓を開けられる所があるので、開けて下さいみたいな放送でした」
■乗客 線路上“歩いて”駅まで…
遅延していた影響もあり、満員だったという車内。エアコンが切れた状態で、1時間ほど閉じこめられたといいます。
事故があった電車に乗っていた女性:「暑かったです。皆、我慢して、頑張って耐えている感じでした」
その後、足場が悪いなか、線路上を歩いて駅まで戻ることに…。事故があった電車の乗客およそ750人に、けがはないということです。
(「グッド!モーニング」2022年7月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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