安倍元総理大臣が銃撃され、死亡した事件を受け、警察庁の中村格長官が会見を開き、要人警護の責任を果たせなかったことを「極めて重く受け止めている」と述べました。また、警察庁は警護・警備に関する検証チームを設置したと発表しました。
中村格長官「警察として要人警護、警備の責任を果たせなかったものとして、極めて重く受け止めております。慚愧(ざんき)に堪えません」
中村長官は「結果を踏まえれば現場の対応のみならず、警察庁の関与のあり方にも問題があった」「警察庁長官としての責任は誠に重い」などと述べ、進退については「今果たすべき責任は検証と見直しの作業に全身全霊を向けること」などと話しました。
また警察庁は、警察庁ナンバー2の次長を長とする警護・警備に関する「検証・見直しチーム」を設置したと発表しました。
検証チームは警護・警備の体制や配置、装備や緊急時の対応、警察庁の関わり方などについて検証と見直しを行い、8月中に結果をとりまとめ、公表するとしています。
(2022年7月12日放送「news every. 」より)
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