奈良市で演説中に銃撃された安倍晋三元総理大臣の死因は、失血死だったことが分かりました。捜査本部が置かれている奈良西警察署から報告です。
(山本竜馬記者報告)
安倍元総理の遺体の司法解剖は8日夜に始まり、9日の午前9時に奈良県警が司法解剖の結果を発表しました。
死因は鎖骨の下の動脈が損傷したことによる失血死で、銃弾を受けてできた傷は少なくとも2カ所あり、2発は銃弾を受けていたとみられます。そのうちの1つが致命傷になったということです。
凶器の銃は、山上徹也容疑者(41)が自分で作ったものであることが明らかになっています。
また、山上容疑者の自宅からは犯行に使われた物とよく似た銃のようなものが数丁、押収されています。
捜査関係者によりますと、山上容疑者は「手製の銃には、3本の筒が備わり、1本の筒にはそれぞれ6発の弾丸が入っていた」という趣旨の供述をしています。
銃は「今年春ごろには完成していた」とも話しているということで、計画的犯行の疑いが強まっています。
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